
INTRODUCTION
多摩美シアタープロジェクト びびびとは・・・
“上演芸術の最前線で活躍するアーティストが教員である”という多摩美最大の特徴を活かし、教員と学生が目線を合わせてひとつのカンパニーとなり、豊かな舞台作品を上演することを目指すプロジェクト。
授業カリキュラムの枠組みでありながら、教育や指導の範疇を拡張するアーティストとしての教員たちが学生と共に本気で創作に取り組み、演劇教育の更新を目論んでいます。
〈びびび〉宣言――明日の世界へ
〈びびび〉とは何か。何かが〈びびび〉と伝わり、〈びびび〉と破れ、〈びびび〉と光り輝く。美からも自由になる意力が響きわたる音色こそが、〈びびび〉だ。美というより〈び〉。ダダがたどり着けなかった地平に〈びびび〉が〈びびびっ〉と脚を踏み入れ、新しい風景を〈びびびっ〉と見晴らす。
そのためには、若い学生たちとアーティストとが力を合わせて何かを創りあげることが必要だ。互いの多様性を〈びびびっ〉と重ね合い、〈びびびっ〉と溶け合い、閉塞感あふれるこの世の中を〈びびびびびっ〉と揺さぶること。( 「美共闘」ではなく「びびび共闘」?)
それこそが〈びびび〉のわくわくする目標なのだ。
これを読んでしまったあなた、もう〈びびび〉から離れられなくなったのでは?
びびっ、びっ
ほらね。

柴幸男(作・演出)×近藤良平(振付・出演)×学生(出演・プラン・スタッフワーク)の化学反応!
vol.1『アートマーザー』(2025年、作・演出・音楽:糸井幸之介)に続く第二弾として上演するのは、ままごとの柴幸男が2017年、本学の一期生のために書き下ろした『大工』。
長年あたためていた“ベートーヴェンの交響曲第九番をまるごとかけきる”という大胆な構想を、熱量高い学生たちにぶつけ、“第九”に“大工”を重ねた群像劇として仕立てました。
2026年、振付・出演にコンドルズの近藤良平を迎え、未来へのエネルギーに満ち満ちた学生たちとともに、新たな『大工』を創作します。
オーディション選抜の学生キャスト、コンペ選出の学生プランナー、スタッフワークを担う学生たち、総勢80名ほどの巨大カンパニーで挑む、誰もが住む家、国民が住む国家という、家にまつわる物語。
どうぞご期待ください!
STORY
俺が、全部、建ててやる!国という名の家、すなわち、国、家、だ!
東の山から日が昇る時、家々を見下ろす棟梁は、大工たちに国家の建設を宣言する。
そこへ迷い込む、親も名も家もない“犬”。
一方、厄災の混乱の中、ある男は失った家族と家を取り戻そうとしていた。
ベートーヴェンの音の歯車に導かれ、家に取り憑かれた人々の運命が交錯する。
家とはなにか。家族とはなにか。人はなぜ集まって暮らすのか。
歓喜の調べで家が建つ!
COMMENT
『大工』は若者たちのために書いた作品です。
多摩美術大学演劇舞踊デザイン学科の一期生に向けて書きました。
若い演劇人たちのあふれるエネルギーを引き出し、借り受け、注ぎ込むための作品でした。
当時のキーワードは家族、国家、そして震災。
ベートーヴェンの交響曲第九番をまるごとかけきる作品の構想は、もともとあったもの。
第九という巨大な調べに『大工』を重ねる。
その閃き/思いつきを最後まで貫き通した作品です。
これまでの自分では描けないような大きな物語になったと自負しています。
そして今。
昨年はじまった「びびび」の流れに背中を押され、再び、この作品を書き直し上演したいと思いました。
今回は、大きな物語の中に「家族の破壊と再生」という、今の自分にとってのテーマを再設定してみます。
世界も、演劇も、私自身も、大きく変わりました。
それでも若者たちのエネルギーは、変わらないように感じます。
仕上がりは上々です。
びりびりするような彼らの声とエネルギーを、ぜひ浴びに来てください。
作・演出:柴幸男

劇作家、演出家、ままごと主宰。多摩美術大学准教授。
劇場から船上まで、学芸会から工場見学まで、場所や形態にとらわれない演劇活動を全国各地で展開。2010年、『わが星』で第54回岸田國士戯曲賞を受賞。小豆島、横浜、台湾などに長期滞在し、地域に根ざした演劇を創作・上演している。主な作品に、家族の朝食を一人で演じる『反復かつ連続』、女性の成長と歩みを重ねた『あゆみ』、現役高校生との創作『わたしの星』など。2014年より「戯曲公開プロジェクト」を開始。戯曲を無料公開し、多くの上演機会を生み出している。作品は米国・台湾・韓国など海外でも上演され、翻訳出版も行われている。
SCHEDULE
2026年9月11日(金)〜13日(日)
9月11日(金) 19:00
9月12日(土) 13:00*/18:30
9月13日(日) 13:00
◯*アフタートーク:柴幸男×近藤良平×野上絹代×糸井幸之介×森山直人(司会)
◯受付・ロビー開場:開演45分前
◯開場:開演30分前
◯上演時間:約110分程度を予定
VENUE
彩の国さいたま芸術劇場 小ホール
〒338-8506 さいたま市中央区上峰3-15-1
048-858-5500(休館日を除く9:00~19:00)
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JR埼京線与野本町駅(西口)下車 徒歩10分
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池袋から快速で約25分、各駅停車で約29分
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新宿から快速で約30分、各駅停車で約34分
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大宮から快速・各駅停車で約6分(通勤快速は停車しません)
※バスや車(駐車場あり)のアクセスは劇場webサイトをご確認ください。
TICKETS
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一般:4,500円
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U25:3,500円
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高校生以下:1,000円(一律)
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シニア割引(65歳以上):各500円引き
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障がい者割引:各1,000円引き
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当日券:各500円増し
料金
予約
7/11(土)10:00発売
※プレイガイド詳細は決まり次第ご案内します。
【事前精算】▶︎ 一般・U25
【当日現金精算】▶︎ 一般・U25・高校生以下・障がい者割引
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本作品では一部のシーンで、災害の様子が描かれます。具体的な描写の有無については、創作状況を鑑みてあらためてご案内いたします。
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未就学児入場不可。
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各種割引チケットは証明書をご提示ください。
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障がい者割引は介護者1名様も同一料金で承ります。フォームより2枚でお申し込みください。
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入場整理番号付き自由席。
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整理番号はご予約順に割り振られます。
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開場時チケットに記載されている整理番号順にご入場いただきます。
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事前精算チケットはクレジット決済またはコンビニ入金後事前発券が必要です。
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ご予約の変更やチケットの再発行はできません。
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車椅子でご来場の方はスペース確保のため事前にご連絡いただけますと幸いです。
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開演時間を過ぎますとお席にご案内できない場合がございます。
CREDIT
作・演出:柴幸男(ままごと)
ドラマトゥルク:野上絹代(FAIFAI)
応援団長:糸井幸之介
振付:近藤良平(コンドルズ)
出演:近藤良平(コンドルズ)
荒木結心 石本こだま 池田麻美 一木海南江
岩波龍之介 上田柊斗 岡井ロレン 猿田雅子
鈴江花恋 鈴木ベニ 橘莉杏 田中我門 TEWO
飛松思映 原田昊希 廣瀬功作
美術プラン:羽田妃伽
衣裳プラン:大窪珠生
音響プラン:鈴木はじめ(妖精大図鑑)
照明プラン:髙槇さやか 上馬真歩 苗代ヒロ
舞台監督:金野千穂 髙山雅純
大道具:名和円華(木工チーフ) 吉田樹生(美術チーフ)
QIU Yawen 工藤百華 倉持萌菜 桑名野乃子 鍋田侑希 丹羽篤仁
舟窪知菜美 山口玲 DING Yiwen 手島遊 渡邊詩音
小道具:木原優耀(チーフ)
浅尾真澄 大橋千叶 柴田彩羽
CHEN Shiyuan 野川香音 森田凜々子
衣裳製作:YUAN Rui 伊勢村環 坂本妃真梨 中林志真 藤原英美
森澤有理 草部真彩 中村春菜 東谷心優 諸江紫音
音響システム・操作:鏑木知宏
音響スタッフ:石井萌
照明操作:後藤ルカ 森島碧衣 小川雄司 小手川希生
演出助手:小川真奈 藤波璃一矢
舞台サポート:石橋侑紀
プロダクションマネージャー:大平智己
スイング:尾藤桃奈子 室田樹希
宣伝美術:小谷大河
当日運営:藤井ちより(Quno/範宙遊泳)
制作:石田彩依 KIM Minhui 熊谷みら 原口遥佳 太田由風
佐々木野花 武田桜和 土屋慧佳
加納豊美 土屋康範 森山直人
坂本もも(範宙遊泳/ロロ)
担当助手:木下裕絵 久保田朱音 鈴木耀介
美術アドヴァイザー:金井勇一郎
美術製作アドヴァイザー:阿部宗徳 岡田透
衣裳アドヴァイザー:加納豊美
衣裳製作アドヴァイザー:石橋舞 三浦洋子
照明アドヴァイザー:大平智己
舞台監督アドヴァイザー:佐藤恵 松下生子
企画制作・主催:多摩美術大学 演劇舞踊デザイン学科 研究室

